【ワーホリ仕事】【カナダ肝臓基金/オフィススタッフ】「はじめて言い渡された私の仕事は“とにかく電話をとれ”。」
2020.06.29
【ワーホリ仕事】
秋葉 未(Miho Akiba)
出身:東京都
年齢:25歳
【職場:カナダ肝臓基金】
【職種:オフィススタッフ】
「はじめて言い渡された私の仕事は“とにかく電話をとれ”。」
私のお世話になったオフィスは、カナダ肝臓基金というところです。
利益を目的とせずに、肝臓の病気にかかってしまった患者さんに先生を紹介したり、病気との付き合い方のアドバイスをしたり、公共の場で病気にならないための情報を提供したりしています。渡された資料には辞書を引いても出てこない医療用語がたくさん並び、毎日勉強の日々。
そこではじめて言い渡された私の仕事は“とにかく電話をとれ”。
まともに英語もしゃべれないのに、River(川) と Liver(肝臓) の発音もうまく区別できないのに、電話に出れば突然病気の症状を語られどうすればいいかと訪ねられ、“とにかく詳しい人に代わるから”としか言えず、自分のふがいなさに落ち込みました。
ワサビが植物だということも知らず、芸者は日本にまだ存在するのかさえも知らないカナダ人に囲まれ、ランチタイムにいろいろな話をしたりしながら、だんだん職場にも慣れていき、オフィスに行くのが楽しみになるまでになりました。
まだまだ勉強することはたくさんありますが、今ではパソコンは英語のほうが使いやすく感じるようになり、電話もそつなくこなせるようになっています。私がここで得たものは、日本に帰ったときに自慢できるキャリアと、オフィスですぐに使えるスキルを身につけたとこです。
スッタッフミーティングにも毎回参加させていただき、ほかのスタッフと、言葉を含め、何も変わらない扱いをしていただいたおかげで、私の英語も上達しました。
つたない私の英語を辛抱強く聞いてくれ、最後まで頼りにしてくれたオフィスの皆さんに、ほんとに感謝しています。