【カナダワーホリ】【ローカルバー / バーテンダー】「英語力やサービス力はまだまだだけど、支えてくれる人に出会えるのはワーホリだからこその経験」
2025.02.06
【カナダワーホリ】
Makoto Kurosawa
出身:埼玉
年齢:25歳
【職場:ローカルバー 】
【職種:バーテンダー】
「英語力やサービス力はまだまだだけど、支えてくれる人に出会えるのはワーホリだからこその経験」
私は現在、バンクーバーにある Grapes & Soda というBarでバーテンダーとして働いています。
働く前は、語学学校に約2ヶ月間通っていました。
特に目標や夢があったわけではなく、ふと思い立ってカナダに来ましたが、「せっかくなら日本でもやっていたBarの仕事をしたい」と思いました。
しかし、現実は甘くなく、仕事探しには相当苦労しました。
ドロップオフやインディードで応募した件数は 200件以上。それほど、希望の職に就くまでの壁は高かったです。
まずそもそも英語が苦手で、全然話せない、言ってることも少ししか分からないという、現地の人からしたら「何しに来たんだ?」というレベルでした。(今はその時よりちょっと成長してるかな?笑)
そんな中でも生活費はかかるので、食いつなぐために、とあるラーメン屋のキッチンで働いていました。しかし、自分のやりたい仕事じゃないといまいちモチベーションも上がらず、正直向上心とかはなかったです。(ただ仕事はちゃんとこなしていました。割と真面目なんです笑)
それでも 「Barで働きたい」 という気持ちだけは諦められず、仕事をしながらも探し続けました。
そんなとき、日本人のマネージャーがいる 今の職場 からメールが!もう めちゃくちゃ嬉しかった です!!(応募しても返信すら来ないのが当たり前だったので…)
すぐに面接日程を調整し、当日を迎えました。
面接の日は緊張と不安で ビクビク。
何とかこのチャンスを物にしないといけないと思い、お店に向かうまでの電車やバスの中でもひたすら面接の練習をしていました。
面接では、職歴やお酒の知識などが聞かれ、内容自体はそこまで難しくありませんでした。
しかし、ここで、事前には伝えられていなかった実技試験が!(聞いた瞬間、めっちゃ冷や汗かきました笑)
平常心を装いながら、指定されたカクテルのマティーニとマルガリータ を作り、なんとか乗り切りました。
テイスティングの結果… なんとその場で採用決定!! (もうその時は、嬉しすぎて叫びそうになりましたね笑笑)
こうして 念願のバーテンダー になったのですが、問題はここから。
お客様と話すとなると 緊張で言葉が出ない、オーダーを聞き間違える、キッチンに誤った注文を伝える…トラブル続きで 「クビになるんじゃないか?」 と怯えながら働いていました。
(初めての注文のとき、「サワードウ」と「サラダ」 を聞き間違えました笑)
でも、スタッフやお客様は嫌な顔ひとつせず接してくれました。
間違えた料理を提供してしまっても、お客様は「これも食べてみたかったんだよね!ちょうど良かった!」と言ってくれたり、スタッフも 「もしわからないことがあったり、困ってたりしたら、いつでも声かけてね!」と優しい言葉をかけてくれました。
今ではそんなトラブルも少なくなり、1人でやるにはまだまだですが、こんな素敵なお客様やスタッフ達と働くことができて、今はもう感謝の気持ちでいっぱいです!!
自分の英語力やサービス力はまだまだ不出来ではありますが、そんな中でも支えてくれる人に出会えるのは、ワーホリだからこその経験なのかなと思いました!
もし、ワーホリを悩んでいる方がいたら、ぜひ挑戦してみてください!
(こんな僕でもカナダで何とかやれているので笑)
きっと素晴らしい人や経験に出会えると思います!!