【留学後何してる?あの人は今?】【マンションの仲介業務】「海外の方からの問い合わせが多い。」
2020.07.04
【留学後何してる?あの人は今・・。】
Takafumi Odayama
出身:千葉県
ビザ:ワーキングホリデー→学生ビザで滞在
【マンションの仲介業務】
「台湾・中国の投資家向けに不動産購入の通訳をする部署もあり、
海外の方からの問い合わせが多い。」
帰国してから、僕は土地や戸建て、マンションの売買の仲介をしています。主にお客様へ物件の紹介、売却相談に対する査定、物件内覧の手配や購入にあたっての契約書類作成等ですね。家業で不動産業を営んでおり、いつかは不動産の世界に…と思いながら、帰国後やっと重い腰を上げて転職活動を始めて2ヶ月のニート生活ののち、大手不動産会社に内定をもらいました。
自分が担当するエリアは寺院が多く、他部所のコインパーク事業の部署と連携し不動産の売買だけではなく、不動産活用(コンサルタント)の知識が必要となり、日々勉強の毎日です。
都内の下町エリアなので、なかなか一癖も二癖もあるお客様ばかりですが、バンクーバーでは様々な国の、様々な文化を持った人たちとたくさん出会ってきました。その点カナダでのスキルが自分の強みになっていると思います。お客様と様々な話をするなかで、自分の留学経験の話をする機会があります。
なかなか不動産の営業でそう言った経験をしている人は多くなく、お客様との会話のなかで、お子さんの留学に相談されたり、カナディアンロッキーに行ったことがある老夫婦とロッキーマウンテンの話をしたりと、自分が思ったよりイイ会話の種となっています。
自分がいる会社は、台湾・中国の投資家向けに日本の不動産購入の通訳をする部署もあり、海外の方からの問い合わせが多くなってきています。
日常的に英語を使う環境ではないですが、今後さらなる海外からの需要拡大が見込まれており、英語ができることがアドバンテージになってくるかと思います。一方で、日本人以外が家を借りることは、日本では非常に難しい問題です。敷金・礼金といった日本独特の文化と、保証人が必要になったりと、様々な手続きがあり、バンクーバーのように、シェアして暮らす文化もまだまだ発展途上です。
自分は、大学でコニュニティデザインを学び、家業の不動産を生かし、海外の日本文化に興味を持った方々が、地域人々とつながる日本文化にもっと触れ合うコミュニティをデザインしていきたいと思っています