【ビジネス・貿易・ビジネスマネージメント】【インターンシップ付き】【Sprott Shaw College】「踏み出して本当に良かった!毎日が成長の日々!」
2020.06.26
【Sprott Shaw College】
緒方 志穂(Yoshie Yamaguchi)
コース:貿易+ビジネスマネージメント
インターンシップ付き
(international Trade and Business Management)コース 受講
期間:約1年3ヶ月(43 週間就学+15 週間インターンシップ)
ビザ:学生ビザ
出身地:宮崎県
「踏み出して本当に良かった!毎日が成長の日々!」
大学卒業後、日本で運送会社の事務として働いていましたが海外でスキルアップしたいという目標をあきらめきれず、留学を決意しました。
仕事で医療品の輸出に関わっていた事から、貿易を専門的に勉強しようと決め学校探しを行いました。Sprottshawを選んだのは100年以上(!)の歴史と実績がある事とコースの期間が自分の理想(1年強)と一致したからです。
授業が大変というのはカナダに行く前から聞いてはいましたが、自分であえて厳しい環境を選んだので頑張ろう!と意気込んでいました。しかし日本でさえ専門的にビジネスを学んだことのない私にとって現実は想像以上に厳しく、最初の授業で自分の英語力はこんなものか・・・と落ち込んだのを今でも鮮明に覚えています。
今思うと日本での学生時代は先生の講義を聴いている受け身の時間がほどんどでしたが、今の授業は生徒が自主的に活動する時間が大部分を占めています。
個人課題はもちろん、グループプロジェクトやプレゼンテーション、テストがほぼ全ての授業に含まれていて、自ら取り組む事が求められます。最初は自分の意見や英語力に自信が持てず、グループで話し合う際も聞く側になってしまいがちでしたが今では自分の意見を相手に伝える事に抵抗が無くなりプレゼンテーション時も紙を見ずに自分の言葉で内容を発表出来るようになりました。
元々負けず嫌いな性格というのもありますが、クラスメートが移民や長期滞在している生徒が多く自分の更なるモチベーションアップになった事、授業についていこうと真剣に講義を聴き、積極的にチームメンバーと話した事が成長につながっているのかなと思います。
初めて本格的にビジネスを学ぶ私にとって授業はSales Strategies、Business Writing、Powerful Presentations等新鮮で本当に為になるものばかりです。
これまでの授業で最も興味深かったのがMarketingの授業で1ヶ月にわたってグループでマーケティングプランを完成させました。私達のグループは主に30~60代の社会人をターゲットにした高級ハンドバッグを製品として掲げましたが自分たちで会社や商品を1から考えるのは本当に難しかったです。
しかし、商品の魅力やメディアを用いてどのように売り込むか、授業で学んだ事を自分達で形にしていくのは本当に勉強になりました。
また、Sprottshawは日本人の割合が少ないので他国籍の生徒と友達になれる機会に恵まれています。授業中は皆真剣に取り組んでいますが、休み時間やご飯を食べに行った時等年齢・国籍関係無く友達と過ごす時間が本当に楽しいです。
日本で留学を決意する際には迷いもありましたが、毎日新しい知識や視野を吸収出来る今は踏み出して本当に良かったと思います。
その後International Tradingのコースに移りました。これはFITTというカナダの国際貿易機関が運営しているコースで、8科目の試験にパスすることで私は学校とこのFITTからDiproma を取得出来ました。始まる前から噂は聞いていましたが、本当にこの約5ヶ月間はびっくりするほど過酷でした。
テキストも分厚く1日の授業で数十ページ進むのが普通だったので平日休日含め毎日のように図書館に通い詰めました。途中で投げ出したくなる事も何回もありましたが自分がカナダにまで来て勉強したかった理由をその都度思い出し、またクラスメイトと切磋琢磨しながら乗り越えることが出来たと思います。
インターンシップはリッチモンドにある運送会社で働かせてもらいました。最初は本当に簡単な雑務ばかりで、もう少し何か責任ある仕事をしてみたいなあと思っていましたが段々と仕事を任せてもらい、業務の流れも把握出来るようになりました。特に難しく、勉強になったのは電話応対です。
相手の声も聞き取りづらく、向こうは私がインターンシップ生とは知らずネイティブのスピードで話して来るので正直最初は言葉に詰まる時も多々ありましたが、言い回し等本当に勉強になりました。これからのビジネスシーンでも応用していきたいと思います。
最後はサプライズでケーキを用意して頂きました。社員の方に「今までたくさんインターン生を受け入れて来たけどこんな風に最後祝った事はないよ。」と言われ、自分の真面目に取り組んだ姿勢を見てもらえたのかなと嬉しく思いました。
この学校で学んだ全ての事はこれからの私の人生で大いに活躍すると思います。成長した自分をこれからもっと高めていきたいです!