【医療英語】【ILSC】「3ヶ月で医療英語が結構わかるほどになる授業」
2020.06.27
ILSC Language Schools【ILSC】
太田 美樹(Miki Oota)
コース:医療英語 ディプロマコース 受講
Medical English Diploma Program
期間:12週間
ビザ:ワーキングホリデー
出身地:北海道
「医師や医学生、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、
そして看護師といったバラエティー豊かな生徒たち」
私は日本で看護師をしていました。私がこのコースを選んだ理由は、せっかく英語を勉強しに来たのだから、自分の仕事に少しでもいいから、関連させたことを勉強出来たらいいなという気持ちからでした。
通常、日本の医療学校では、看護師は3年から4年、医師は6年といった長い時間をかけて医療を勉強します。なので、3ヶ月のコースですべての分野を勉強するなんて無理があるし、きっと表面なことだけをさらっと勉強するんだろうな、というくらいにしか考えていませんでした。
ところが、本当に3ヶ月で全範囲しっかりと勉強してしまうんです。
普通のテキストならそれはとても難しいことだと思うんですが、このコースの特徴は、私たちに教えてくれる先生がこのテキストを作ったということです。これが本当にすごいんです。
3ヶ月を通して、主要な体の臓器や骨、症状、病名、検査、診断、そして、患者さんや医療者間のコミュニケーション方法など、本当にすべてを網羅して学ぶことができるんです。しかも、多少の努力は必要ですが、ガリガリと勉強せずに、単語をスルスルと覚えていけるというのも、このテキストのすごいところです。
それは、個人差なく、みんなが体験していることです、面白いことに。そして、その先生はリスニングの教材も作っており、私たちはリアルな英会話のリスニングも学ぶこともできます。そして、医療関係のことで、日本語でも実は曖昧だったとか忘れていたこととかいったことを、再学習することができたのも、私にとってはとてもよかったです。
なかでも、私が一番好きだったのは、午後の授業です。午後の授業は主に、プレゼンテーションとリスニングの授業で構成されています。基本的には一週間に2回プレゼンテーションを行い、、一回一回丁寧に先生が、文法や言い回し方、そして発音についてフィードバックをくれます。
人数が少ないときは週に3、4回(ほぼ毎日)プレゼンテーションをすることができます。大変かと思うかと思いますが、それがまたすごく面白いんです。専門コースを選んでいるメンバーということもあり、みんなの反応が素晴らしくいいです。
医師や医学生、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、そして看護師といったバラエティー豊かな生徒たちが、ああでもない、こうでもない、自分の国はこうだとか、発音違うよとか、とにかく賑やかにプレゼンテーションが行われるので、自分のプレゼンテーションというよりは、もっとダイナミックに楽しむことができるのがとても楽しいです。
そして、共に勉強していく仲間がいるというのはいいことだなと、再確認できました。特に、私の発音は日・本・人なのですが、みんながとても一生懸命に教えてくれて、私自身、みんなの期待に応えなきゃ!と頑張れたのは、発音を見直すきっかけとなったいい機会でした。
3ヶ月で医療英語について結構わかるぞっというほどになる授業ってなかなかないと思います。
そもそも医療英語を勉強できる場って限られていますし。なので、医療英語に興味がある方にはとてもオススメです。