カナダ留学・ワーホリカナダ専門 現地無料留学エージェント

あなたの「夢をかなえる場所」

image

学校体験談

【TESOLコース+スクールマネージメント】【KGIBC(旧VIC)】「英語を学ぶ学生たちの、英語に対する苦手意識を取り除く為の手助けができれば、俺がTESOLのDiplomaをとった意義が証明される」

King George International Business College【KGIBC(旧VIC)】

清水 淳司(Junji Shimizu)
年齢:30歳
コース:TESOLコース(3ヶ月)+スクールマネージメントコース(1ヶ月) 受講
期間:4ヶ月
ビザ:ワーキングホリデー→ 学生ビザ
出身地:埼玉県

TESOLコース

「英語に対する恐怖感は断然減った。」
自分が英語を学ぶ学生の、英語に対する苦手意識を取り除く為の手助けをしていきたい。

KGIBC  カナダ留学

俺はWorking Holiday Program Visaを取得する目的として、日本での英語教師の道を見据えていた。そこで、Vancouverで取得できる資格はなんだと、調べたところTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)というDiploma Courseに行き着いた。学生時代に教員免許をすでに取得していたので、日本とは違アプローチで英語を教える方法を学べるコースというのは、俺にとって魅力的なものだった。

3ヶ月間のこのCourseのうち、2ヶ月は講義と模擬授業、1ヶ月はPracticum(教育実習)と分かれている。講義では、ESL Teacherとして何を心がけなければならないのかから始まり、Grammar、Reading、Listening、Speaking、Writing、Pronunciation、各授業を構築する上でのKey Point、Lesson Planの作成の仕方、クラスメートを生徒にみたてた毎週の模擬授業、最初の2ヶ月で叩き込まれたものは数多く、毎日の宿題と、模擬授業のための準備で睡眠時間もろくに確保できず、本当にキツイと感じた。

PracticumはKGICのELS courseで行い、実際の生徒から聞かれる質問に答えられなかったり、先生の用意する教材のレベルが高くて、事前に自分が勉強しなければならなかったり、自分のスキル不足に情けなくなったこともあった。先生の献身的な指導と助言、クラスメートの暖かい助けがあったからこそ、この3ヶ月間を乗り越え、無事にDiplomaを取得することができたのだと思う。彼らには感謝の気持ちでいっぱいだ。

もともと英語嫌いだったし、今でも得意とはお世辞にもいえないが、VancouverのESL Courseでの授業はすごく新鮮で、英語を話せるようになるためのプロセスがしっかり構築されていることを感じた。前よりも英語に対する恐怖感は断然減った。まったく同じものを日本の英語教育に導入するのは、現状難しいと思うが、英語を学ぶ学生たちの、英語に対する苦手意識を取り除く為の手助けができれば、俺がTESOLのDiplomaをとった意義が証明されるのではないかと思う。

TESOL Courseに付随して、School Managementも同時に受講した。リーダーとしての資質は何か、学校に必要なものは何かといった、学校を経営するうえでのベースとなる知識も将来の自分のキャリアを考慮すると必要だった俺には期間も短期で内容が濃い最適のプログラムだった。

このCourseの利点は、状況が学校だけに限らず、企業経営においても参考になるよう作られていることだ。つまり、人をうまく動かすためには、モチベーションをあげるためには、プロジェクトを効率よく遂行するためには、どういった人を雇うかといった、人の上に立つ上での心構えや振る舞いを考え、学べるように内容が構成されている。

俺はマネージャー経験があったので、理解することはそれほど難しくはなかったが、あの時こうしておけばよかった、知っていれば失敗していなかったかもといったことを、このコースを通して思い返すことが多々あった。

1ヶ月の短いコースだが、ポイントをついた授業内容は、かなり刺激的なものだった。リーダーとして人の上に立つことは、誰にでも起こりうること。その時に知っていればより良い人間関係を構築しやすくなるのは間違いないだろうし、例えリーダーにならなかったとしても、リーダーがどういった立場なのかを知っていれば、自ずとサポートできるようになるだろう。

School Managementで学べることは人間関係のマネージメントと言える。Vancouverにきて、異文化に触れ、様々な国籍の人に出会うことで、日本人の人との関わり方がうまくないことに気づいた。もっと会話して、ボディタッチをして、尊重しあって、お互いを知り合うべきじゃないかと俺は思う。

[他の人の記事を見るJ-shine留学体験談]