【ILI (ハリファックス】アジア人の少ないアットホームな街で、レベルの高い授業!
2020.06.22
【ILI Halifax】
Ai Kida
コース:General English (ESL)受講
期間:1ヶ月
ビザ:学生ビザ
出身地:岡山県
『アジア人の少ない街で、レベルの高い授業』
『 とにかくアットホーム! 』
私は2013年10月から3ヶ月、バンクーバーの中規模語学学校に通っていたのですが、カナダの他の都市も見てみたいと思い、北アメリカ大陸を横断して東海岸の小さな街ハリファックスに移動しました。
ちょうど私が移動する時期に、学校が格安キャンペーンを行っていたという理由だけで、iliに1ヶ月だけ通うことになり、Misaさんからは「こんないい機会ないよ、呼ばれてるとしか思えない!」とびっくりされました。
ハリファックスに着いた当日、学校の先生が空港まで迎えに来てくれて、その足でiliに行きました。とっても眠い中、ひとりだけで入学テスト。iliはバンクーバーの学校に比べとっても小さな学校で、冬ということもあり生徒の数も少なかったです。先生が同期の生徒を紹介してくれましたが、私含めて5人しかいませんでした。
1ヶ月しか通いませんでしたが、iliにして正解でした! とてもアットホームな学校で、1クラスも5、6人ほど。東海岸なのでサウジアラビア人が多いです。私がいた時期は、サウジアラビア人、韓国人、日本人、中国人、ブラジア人という順の生徒数。
バンクーバーではスイス人やドイツ人もいたので比較すると面白かったです。恐らく時期によって変動すると思います。 学校はそんな内訳ですが、街はほとんどカナダ人しか見かけません。たまにフランス語を話す人もいます。留学生が多いので、午後3時くらいにダウンタウンを歩けばアジア人を見かけることはあります。
学校が紹介してくれたホームステイファミリーもカナダ人。大きな犬のいる家庭で、私が薄いジャケットしか持っていないのを見かねてジャケットを貸してくれて、一緒に買い物も行ってくれました。
こっちのホームステイファミリーは本当に家族のように接してくれます。友人の日本人は、誕生日にホームステイファミリーがパーティーを企画して、本人には内緒で学校に連絡、友達や先生を家に招いて、本人が帰宅すると皆で出迎えてサプライズパーティーを開いてくれたとのことです。 クラスのレベル分けは細かく、Literacyクラスから1000まで、全部で11レベルあります。
私は500のクラスでしたが、そこではIELTSの勉強をしました。教科書もIELTS対策のものです。知らない単語がたくさん出てきて、読解問題もスピードが要求され、リスニングも何を言ってるかわからない! でも学ぶことがたくさんあって楽しく、先生のセリーナが親身になって教えてくれて、全く興味のなかったIELTSを受けてみたいと思うようになりました。生徒数も少ないので先生との距離が近いです。
毎朝ライティングがあって、テーマに合わせて自由に書くというスタイルは力がつくと感じました。 午後のクラスは最初ハイレベルすぎてついていくことができず、変更してもらいました。そういったリクエストは答えてくれます。 変更先はライティングクラスでした。長文で図形を説明するというもので、これもIELTS対策ですが毎日続ければ必ず力がつくと思います。
500のクラスが自動的にIELTS対策になるようで、このクラスが一番難しく大変なのだと後で知りました。 一つだけ難点を言えば、教科書代は1冊$40で、500クラスは2冊必要なので高いと感じました。
でも卒業後も勉強に使えるものです。
ちなみに友達はUniversity Preparatoryクラスというクラスを受けています。そこを出ればカナダの大学やカレッジに進学することができます。かなり難しく宿題も多く大変だと聞きましたが、大学の図書館で資料を探したりするのだと聞きました。楽しそう! きっと力がつくと思います。
アクティビティーも最高でした! 先生の車に乗せてもらって、Peggys Coveに行ったり、無料の演劇を鑑賞したり、ホッケーの試合を観たり(チケット代は$10!かなり安いです)。帰りは先生が車で家まで送ってくれます。いつも授業が終わると、「It’s freeeee!!!!」とアクティビティーへの参加を促す先生が出口で生徒を待ち伏せ(笑)シャイな人でも先生のあの押しに負けて参加したら自然に友達ができると思う(笑)
特に面白かったのは、これはハリファックスならでは。街の中心に要塞があるのですが、雪の積もったその丘でスライディング! 薄いプラスティックの板に乗って、先生も一緒に丘を滑って転んで転がって楽しかった! 他にも泊まりがけでモントリオールに旅行に行ったり、ロッジに泊まったり、スキー、スノボに行ったり、氷に穴を開けて釣りをしたりといったものもあるようです。
何か困ったことがあれば、セリーナが何でも相談に乗ってくれます。 シェアハウスや仕事探しで随分助けられました。先生と生徒というより、親友のよう。
学校は既に卒業しているのですが、今でも暇があればラウンジに顔を出して、友達に会ったり、セリーナとお話ししたりしてます。セリーナからは「keep in touch!」と言われています。卒業後も暖かく迎え入れてくれる適当さと懐の深さはカナダの田舎町ならではかも。
その上アクティビティーにもたまに参加してます(笑)。先日は、朝から皆でLunenburgという世界遺産の街に行きました。もちろん、先生の車で。ぎゅうぎゅうに詰めて乗ってドライブするのは楽しかったです。
1ヶ月という短い期間で卒業してしまったのがちょっと悔しいです。また通いたい! と思える学校に出会えてよかった。 ハリファックスはバンクーバーより寒いけどアジア人が少ないし、留学先としてはいいところだと思います。 語学学校が少ないのでじっくり吟味することができます。私はiliをおすすめします!