【小学校で英語を教える資格取得コース(J-shine)】【IH】「最大のメリットとしてはここバンクーバーのデイケアで実習が行えること。いつかこの経験を生かしたい。」
2020.06.24
IH International House【IH】
前田 杏奈(Anna Maeda)
年齢:26歳
コース:J-shine(小学校で英語を教える資格取得コース) 受講
期間:1.5ヶ月
ビザ:ワーキングホリデー
出身地:富山県
『いつか日本でバンクーバーでの経験を活かしたい』
『最大のメリットとしてはここバンクーバーのデイケアで実習が行えること』
バンクーバーに来る以前より、J-SHINEの存在は知っていたので興味はありました。
とはいうものの、日本でも取れる資格なのでわざわざカナダで取る必要もないかなと正直迷っていました。そんなときにちびのオフィスでJ-SHINEの説明会があるからどう?とMisaさんに声をかけてもらい参加してみました。説明会では実際に学校の先生が来られ、簡単な参加型の模擬授業とカナダで取ることのメリットを教えていただきました。
メリットとしては、日本で取るよりも金額が安く、短期間で効率よく取れること。また日本で取る場合には何百人の受講生と一緒に行うのに対して、こちらでは人数制限があり少人数で受講、模擬授業が行えるということ。中にはこのJ-SHINEを取得するためだけに短期留学をする人もいるとのことでした。
そして最大のメリットとしてはここバンクーバーにあるデイケアセンターに行って実習が行えるとういことです。日本では実習先を紹介してもらうことが難しく、多くの人は実習を行わないで準資格で終わってしまうとのことでした。日本に帰ってすぐにこの資格が活かせるかはわかりませんが、現地にて実習を行い現地の子どもたちと接することに魅力を感じ、とても良い経験になるのではないかと思いここバンクーバーでの受講を決めました。
前半の二週間は、日本語での講義にて小学校で英語を教えることの意義などを学びました。授業は日本語で行われるため、大学で授業を受けているような感覚になりました。最初はバンクーバーに来たのに日本語で授業を受けてこれでよかったのだろうかと正直悩むこともありました。
気づいてみれば、その内容は奥が深くとても中身のある内容でした。これを知らずには模擬授業だけを練習しても意味がないと実感しました。後半の二週間は英語パートとなり、模擬授業もほぼ毎日ありました。日本人の大人を目の前に行う模擬授業は慣れるまで恥ずかしさと緊張感がありましたが、日が経つにつれてみんな慣れてきているのを互いに実感することができました。
毎回先生より模擬授業に対するフィードバックがあるため、自分の良い点、改善点を知ることができました。日本語パート、英語パートの講義を通して子ども向けの歌やゲームの仕方、子どものほめ方など色んなスキルを学ぶことができました。最後の二週間、私が行った実習先では、子どもたちの自立性を養うことに重きを置いているデイケアセンターであっため、自分が幼少期に通っていた幼稚園とは異なる点が多々あり、最初はどのように子どもたちと関わってよいのか戸惑うこともありました。
子どもはやはり無邪気で色んなことに興味を持ってくれるため、自然に溶け込むことができたように思います。学校で学んだ本の読み進め方やほめ方など実習で活かすことができたように感じます。難しいなと感じることも多くありましたが、現地の子どもたちとの交流、先生の子どもへの対応の仕方など実際に目で見て触れることのできた二週間はとても中身の濃い時間となりました。
初日に学校でもらったファイルは今では紙を挟むスペースがないほどに授業案や学んだことがぎっしりと詰まっていて私の財産となりました。
いつの日か日本でこのファイルを開きここバンクーバーでの経験を活かしたいと思います。